Trivium(pl. Trivia) / MOOCs 

ローマ時代末期ごろから概念として確立した一般教養(自由七科 septem artes liberales)は、主として言語に関わる三学(trivium)と、主として数学に関わる四科(quadrivium)に分かれます。

このうち三学(trivium)は
言語の基礎規範となる文法(grammatica)、
論証の構成や体系を学ぶ弁証法/論理学(dialectica/logica)、
弁論・演説・説得の技術を学ぶ修辞学(rhetorica)から成っています。

国際高等教育院 附属学術言語教育センター 課外教育部門では、これにちなみ、三学(trivium)
を基準に置いたセミナーや講習会等(
TOEFL Skill-UP Seminar、JSAF Discussion Skills Workshopなど)を提供しています。

また、新たにMOOCsのおすすめ講座をこちらに紹介することにいたしました。
MOOCsとは
Massive Open Online Courses、大規模公開オンライン講座のことで、英語その他の言語で世界有名大学の授業を受講できるサイトです。

開始日:自分がアクセス・エンロールした日からすぐに始められる。
期間:週2~3時間の履修で4週間~6週間のものがほとんど。12週という本格的なものもある。
サブタイトル:
聞き取りにくいときは、英字幕を付けて聞くこともできる(できれば日本語訳は避けよう)。
料金:
まったく無料のものもあるが、受講自体が有料のもの、修了証が有料のものなど様々。
たいてい1週間の無料お試し期間がついているので、自分の期待する内容か確認してから受講することができる。
補助金:
支払った受講料は、今年度、コロナで留学できない方のためのOnline留学支援(5万円まで)の対象にもなっているので、有効活用しよう(右下枠に詳細情報掲載)。また、Courseraなど、サイト独自の学生奨学制度もある。
OWLポイント:修了証がなくとも、最後まで受講したことを証明するスクショ
(受講者名が特定できるもの)などで、シラバスに表示された授業時間に応じてOWLポイントが付与される(要個別申請)。

英語を使ってコミュニケーションスキルを向上させる「三学」の講座を中心に毎月紹介していきますので、アプリで培った英語スキルの実践活用に、留学前のシュミレーション準備に、ぜひご活用ください!(もちろん、専攻科目の授業も受けられますし、世界の学生の論述の仕方から学ぶものも多いでしょう!)

【主なMOOCs】

    どのサイトでも、学生登録が必要です。
 京都大学のKUMOIメルアドで登録し、京大生であることをアピールしましょう!
 正規大学メルアドで登録すると、無料で参加できるコースが増えたり、補助金等の特典があります。
 またOWLポイントの付与には、フルネームやKUMOIアドレスでの登録が必要です。

 Hummanities や Languageで検索すると、”三学”の講座が見つけやすくなります。

 MOOCs  Partners (e.g.)    Fees
Coursera  Stanford, Princeton, Yale, Duke, Columbia, London,
 Google, IBM              
受講/月額 6,006円のものが多い。
サイト独自の補助金制度あり
Edx  Harvard, MIT, Boston, UC/Barkley, Stanford, ETH, Sorbonne,  Cambridge, Oxford, Pennsilvania,
東大, 京大, Seoul , 北京, 精華   

認定証付き169USDなど
無料講座は受講期間限定が多い

Futurelearn 

  Kings College, Birmingham, Edinburgh,  John Hopkins,
  British Council 

1科目単発購入59USD
月額サブスク27.99USD(各種講座無限アクセス権/自動更新)
1講座5週間以内の受講は、無料

他にもMOOCsはたくさんあります。自分に合ったものを自由に選んで受講しましょう。どの講座でもOWLポイントが付きます。

Ⅲ.Rhetoric

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